2010-01-01から1年間の記事一覧

マウスピース特性

トランペットの特性というよりも、マウスピースの特性+相性かもしれない。ヤマハのサイトに、まさに特性表がありました。

トランペット特性と技量

そもそもトランペットというのは、正しく抜き差し管を設定すれば、各音が正確に出る(出すんじゃなくて)ものなのでしょうか?というか、出来上がったトランペットの音の品質をどのように確認しているのでしょうか?どうしてそう思ったのかというと、マーチ…

現代人のトランペット練習法

雑誌を読んでいたら、「自然の中で腹式呼吸」というのが、ストレス対策に有効だという記事に引っかかった。「スケールの大きい音を出すにはスケールの大きな場所で練習すべし」というマイルスの教え(ビデオのインタビューでどうしてあなたはいい音がでるの…

Sweet Memories by YUJI OHNO Y.O.CONNECTION

まさか私の師がレコーディングしていたとは・・・。

Sweet Memories in F Maj (Eb Maj in C)

一部テンポが遅れていますが、ご愛嬌ということで。

スウィングジャーナル&ADLIBのダブル休刊について

60年以上の歴史を持つジャズの専門月刊誌「SwingJournal(スイングジャーナル)」が6月発売の7月号をもって休刊することになった。発行元のスイングジャーナル社は、20日発売の6月号で休刊を発表する。 同誌は1947年6月に創刊。多く…

まあ力を抜けよ

22年前の今日。1988年5月13日。窓から転落死したチェットベイカー。彼のトランペットの音程の安定感と柔らかいサウンドは、まあ力を抜けよ、そう言っているようだ。

iPadをスキャナーに

ということで悶々としていたら、面白い論文を発見。Perspective Correction Methods for Camera-Based Document Analysis iPadのカメラで楽譜を撮影するだけだと画像が歪んじゃうので、それを平面に補正して、スキャナで撮ったようにしちゃおうと。スキャナ…

公園練習スポット共有ツール

都心の公園ではこの場所がいいです、とか、今日はこんな感じですみたいなことを共有。あー、こういう情報をまとめていく方が面白そうだなあ。

結局iPad注文 しかも64GB

演奏したい音のイメージの解像度が上がるにつれて、それを実現するための技術も改良されていきます。一旦イメージの解像度が上がると、それと実際の演奏とのギャップに気づくようになり、いらいらする、不満に思う、こうしてストレスがかかってきます。そこ…

生きるか生きるか

夏目漱石の講演に、「現代日本の開化」というものがありますが、講演の最後に、次のようなことを話しています。 とにかく私の解剖した事が本当のところだとすれば我々は日本の将来というものについてどうしても悲観したくなるのであります。外国人に対して乃…

見上げてごらん夜の星を

いい曲だなあ、と最近よく聞いているんですが、ラッパのGメジャーにして吹いてみると、曲の構成が「この素晴らしき世界」や「The Nearness Of You」のような名曲と共通していることに気づきました。坂本九さんのオリジナルは音程が高めですが、これをクリフ…

アーバン金管教本No.30

MarteléとStaccatoの違いって何だろう・・・。

音階の判別

音階を自動的に判別できないだろうか、できないだろうな、というようなことをこれまでに何度も考えてきたのだけど、ある程度割り切っても結構いけるかもしれない。*単に音階に含まれる音との整合性で判断しようとすると、前後の音階との差が一音しかない *…

アーバン金管教本シンコペーションNo.28

6/8は苦手だし、シンコペーションも苦手。お手本はトニーのサイトで。特にシンコペーションだとこの後のNo.30は素晴らしいです。

寂しさの源泉

「寂しい」って思えるようになったのはつい最近のこと。なんというか、”この素晴らしき世界”の中でサッチモが歌う、Saying How do you do? They're really saying I Love You.のフレーズに隠されている、そういう感じ。たぶん、動物として、本能が自然を欲し…

諏訪内さんのパガニーニ

どうしても見てみたくてやってみました(ニ長調)。

戯音鏡 ver1.2 リリース

「イメージの解像度を上げれば自然と技量も向上する」というようなコンセプトでver 1.2をリリースしました。例えばトランペットのマイルスデイビス。チェロのStarker(キー不明)。上下に動くオレンジのターゲットを見てもらうと、水平の中心線から離れて(…

凄さが目にしみる

深夜のMXテレビ?とかでおなじみの、クリフォードブラウンの「煙が目にしみる」。ジャズ名曲100選の通信販売みたいなやつに必ずついているようなあれです。安っぽく感じますけど、これは本当にいいんです。どの辺がどういいかというと、やっぱり音がいい…

マイルスの自由な音程と超正確な音程

どれだけ出せる音を自由に使っているかがよく分かります。G5(F5 in C)なんかもう最後には70セントぐらい高くなって、G♯になってますからね。ただ、E5とB5(それぞれD5,A5 in C)の正確な事。このテーマ部分は、トランぺッターが、マイルスの一番好きな曲で…

ピアノの音程

ピアノは調律師が調律して、減衰した時に少し音程が上がるということしか音程の変化は無いと思っていたんですが、ちょっと違うのではないでしょうか?これはキースジャレットのケルンコンサートから、3分過ぎの静かなパートを解析したものです。これを見る…

いい音はやっぱり正確

各ピッチが基本周波数になった時に、そのピッチがどれだけずれているか、そんな記録を見られたら、その日その日のちょっとした差とか、楽器のバランスにもっと気がつくんじゃないかと思って、戯音鏡にピッチの詳細な目安を追加してみました。オレンジと灰色…

桜と外国人

3年前です。気づいたのは。ラッパのレッスンの後、道玄坂を降りて、なっ、なんじゃこりゃ!?と。渋谷のスクランブル交差点を撮るんだったら、まさにこの、桜の金曜日がいいと思うんですよね。 あーでも、Lost In Translationのイメージだと、外国人が多す…

ようやくつかんだ抜く長さ

主管抜き差し管のことです。楽器が暖まった状態の時、どれぐらい抜くかの基準位置。3年半かかりました。はかってみると、ぴったり2センチ。松島さんがE6まで出しながら確認してくれた感じでは、もう2mmぐらい短い方がいいということだったんだけど、今の私…

楽器のピッチと気温の関係

「何で気温が上がると楽器のピッチが上がるのでしょうか?」「それは音速が上がるからです。温度が一度上がると、約Xセント上がります。」 ちょっと待てよと。なんか納得できない。ついに昨日、その疑念が爆発しました。確かに2010年4月1日。昼を過ぎ…

公園で遊ぼう

「公園で遊ぼう」というスローガンと、週休三日制という制度の導入。資本主義と共産主義の争点となっていた格差社会や貧困という概念の焼き直しを止める事。これだけでどれだけ物事が動き出す事か。 私は都内南西部の公園には相当詳しいですが、特に管楽器を…

ホワイトホース

例えば、外国に住んでいる人から、「ジャズ見に行きたいんだけど、どっかいいとこ知らない?」って聞かれたとする。さて、どこへ連れて行きましょう?最初に考えるのはその人の嗜好。いわゆるジャズの雰囲気を楽しみたいというなら、ブルーノートを始めいろ…

自分だけは救えなかったキリスト

「吉本隆明 五十度の講演」をiPhoneでめくりながら、タイトルを眺めて、これだと思ったものを再生してから枕元に置いて、それを聞きながら寝るのが最近の習慣になっています。昨晩は、「008 喩としての聖書ーマルコ伝」というやつでした。この中で、「人の事…

この素晴らしき世界

雨なんで、気分転換に録音解析しました。 でもやっぱり悪いとこは悪かった。 もうここまでつきあっていると、むしろ愛着が湧いてくる。I hear my G go higher ...リベンジを期してやったが。and higher ...

自分のためにやること

NHK教育で22時からやっていたETV特集で「吉本隆明 語る〜沈黙から芸術まで〜」という番組を見た。そうなのだ。自分のためにやろう。”Only art can save our future”というこのブログの副題はそういうことだ。白紙はあなたの中に絵を喚起し、静寂は音楽を鳴…