2009-01-01から1年間の記事一覧

やれやれ2

どうもiPhone上でピッチの検出が安定しないと思ったら、マイクの入力が小さい。iPhoneのマイクは、電源とかPCにつなぐコネクタの向かって右、同じようなのが左にあるのはスピーカー、にあるのですが、ここに向かって叫べば拾えないことはありません。ただし…

170 Hzの謎

iPhone上で拾った音を解析すると、170Hz付近に何かがいる。画面上では縦軸が周波数、横軸が振幅で、実線の横軸は440Hz、点線がその瞬間の入力を解析したグラフです。0Hz付近の最大をのぞいて(一度マイナスになってから)、最大になる場所が基本周波数になり…

iPhoneでも固定小数点演算が必要

ラッパ、鼻歌、街の音。そこから音を取り出して譜面にする。あるキーとあるビートだとどういう音符が出てくるのか、それを眺めて楽しむ。ただそれだけだが、かなり大変である。音を拾って、そこから基本周波数(ピッチ、音の高さ)を割り出すには、最も効率…

キーについて

キー(調)がどういうことがよく分かっていなかったので、いろいろ勉強してみました。写真のCircle Of FifthはWikipediaにあったものですが、Dave Brubeckのボックスセットに入っているブックで彼が小さいときお母さんから教わっているのを見たことがあって…

ピッチ&テンポ特訓アプリ

まだまだなんですけどね、とりあえず、マイクで拾った音から基本周波数(ピッチ、音程)をリアルタイムで五線譜に落としてみました。端から端がテンポ60で4小節分の長さで、440HzのA4を基準にしています。これはラッパじゃなくて、歌ってみました。まだま…

iPhoneでの浮動小数点演算

面白そうなアニメーションにどっぷりつかる前に、どうも一点気になっていた、"noninterleaved linear PCM 8.24 bits fixed point"について調べてみた。Canonical Formatは、Mac OSX上だと32bit floating pointだったので、デジタルデータをfloatで取得して演…

iPhone

iPhoneで動かせたらなんか面白そうだとテストしていたら、結構いけそうだと分かりました。Macで動かすのもいいけど、いつでもどこでも思い立ったらすぐ練習、ということで、iPhoneの方が楽しそう。あんなこと、こんなことと。 ただケータイということで、一…

ピッチと音の大きさ、音符、楽譜の3部構成

アーバン特訓ソフトの構成がほぼ確定しました。Macにつないだマイクから、リニアPCM(CD相当)で音を拾い、そこから入ってくるデータを解析してピッチと音の大きさをモニターする部分、その情報から一つの音符を作り出す部分、そしてそれらの音符から楽譜を…

リアルタイム採譜できそう

金管楽器であれば具体的にできそうな目処が立ちました。 これはあくまで非音楽的な技術訓練ですので、目的じゃありません。でも結構効果的だと思います。特に減点の傾向を見て、なんでイメージ通り吹けていないのか考えると、悪い癖や注意できていない部分を…

スタッカートの判別

例えばシンコペーションを演奏する注意として、最初の八分音符をスタッカート、続く四分音符はダイナミックアクセントでというのがあります。(良い例:上記IMSLPのリンクより) (悪い例上記IMSLPのリンクより) スタッカートは”はっきりと”と音楽で習った…

金管奏者のための基礎技術特訓ソフト

どうにもこうにも、満足いくレベルへ行くには、基礎技術を真面目に特訓しなきゃならないようだ。松島先生曰く、無機質な音を出す練習。そこで、本棚に眠っていたアーバン金管教本(Method for the Cornet, IMSLP Free Public Domain Sheet)を取り出してやって…

Alison Balsom

すごい人発見。 コントロールの理論と技術がすごい・・・。Paganini Caprice No24

TICO TICO

パコデルシア plays Tico Tico!エレクトーン&フルート すごいアレンジ おっさん ウクレレ

高気圧

例えば高音を吹くとき、はたまた強い音を出すとき、強から弱、弱から強の変化が激しい時、恐らく体の中で空気の流れが右往左往していると思うんです。もしそれがいろんなところにぶつかったら、それが体の響きを止めてしまうし、体に力を入れて、特に唇です…

坊っちゃんの舞台について

夏目漱石の小説「坊っちゃん」は、名前だけなら日本人全員が知っているであろう名作である。ただ源氏物語とかと同じで、では果たして読んだ人がどれだけいるかと言うと、かなり少ないだろう。私自身、この6月、チューリッヒへ向かう飛行機の中で読んだのが…

日本文学地図 Literary Map Of Japan

芸術や文化というのは自然が作るんだなあと最近よく考える。まあそれならいっそのこと地図にしてみようと思い、こんなものを作ってみた。日本文学地図 Literary Map Of Japanまだまだ未整備であるが、概要はこんなものである。少なくとも芸術の端くれである…

サラゴサ

夏だと、銀行は2PMまで。ポンドの残りが大分あったのでそれを両替したかったのだが、日没が10時だと夕食がそのちょっとあと、そして寝るのが2時頃になり、起きるのは昼頃。街へ出ると銀行は既にしまっているという状態。ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピ…

イーハトーブ

バルセロナ

ハカ、リグロス(ピレネー山脈)

フランスとの国境沿い、ピレネー山脈山中にあるハカ。アジア人見かけず。シェフの友人推薦のLa Tasca De Anaのタパスは、江戸前寿司のようなひと手間かけた絶品でした。単価も2ユーロ程度なので、超おすすめ。写真なし。リグロスではラフティングとかカヌー…

アリカンテ

スペインで地中海のビーチへ行くならここ。アジア人は見かけませんでしたが、現地の友人の知り合いに一人日本人がいました。地中海の日差しは骨まで焼けそうですが、くせになりそう。7月だと日の出が6時30分過ぎ、日の入りは10時頃。

マドリード

Don't rub up your ass against train!

チューリッヒ

流れに乗る

流れが出だしたら、そこに音を乗せていきたいが、力まないように乗せるには注意が必要だ。音が硬い、高い、というのは音から分かる兆候だが、音が高くなると分かりやすい。唇の端が上に上がる、またはいわゆるツボが上に上がるからだ。そんな時は、流れを変…

クリフォードブラウン的腹式呼吸

一体どういう呼吸法をしたら、あんな風に吹けるんだろう。クリフォードブラウンのウィズストリングスを聞くと、最早それは人というよりかは自然だ。山から吹き降ろす風だ。もちろん私はプロでもなければ、なんでもない。ただの公園利用者に過ぎない。しかし…

梅雨とキース

年に数回、梅雨と、いや、一回、あーやり直しだ。年に一回、梅雨になると聞きたくなる音楽がある。春になると蛙が鳴き、梅雨になるとあじさいが咲くように、キースジャレットのピアノソロが聞きたくなる。Over The Rainbow Summertime(よい子はまねしちゃだ…

It's only a paper moon

村上氏の作品にはジャズも多く出てきますが、今回はこれ。この曲ができた経緯が面白いので少し紹介します。 "(Rose) called and said, 'We need a song here for guy who's a Coney Island barker. A very cynical guy who falls in love and finds that the…

1Q84

「1Q84」、前例ない売れ行き=村上春樹氏の新作、68万部に雨に促されて買った人も多いのでは。ところで村上氏の作品は、世界中で読まれています。外国で、地方の本屋に立ち寄ってみた時、村上氏の作品が積んであるのを見ると、なんだか誇らしげになっ…

マッチ

真っ暗な部屋。マッチをする。シュッ。パッと、やわらかな、ゆらゆらとした明りに包まれる。その場の空気を一瞬で、まさにシュッ間に変える。光は、この場合太陽と人口的に作り出す照明の両方だが、人間の中に色を創り出す。この光の加減で、私たちが受ける…

Desperado, Desperado, Desperado, and Desperado