ピッチと音の大きさ、音符、楽譜の3部構成

 アーバン特訓ソフトの構成がほぼ確定しました。Macにつないだマイクから、リニアPCM(CD相当)で音を拾い、そこから入ってくるデータを解析してピッチと音の大きさをモニターする部分、その情報から一つの音符を作り出す部分、そしてそれらの音符から楽譜を作り出す部分です。

 ピッチの解析は、Correlationというレーダーで飛行機や潜水艦を識別するアルゴリズムの仲間を使います。その他いろいろありますが、金管に絞ってますので、ここはあまり力を入れる予定はありません。

 音符を作り出す部分は、五線譜上の一小節を音符が流れて行くような画面付きです。アーティキュレーションの判定は前後関係を無視するため行いません。ですから8分音符のスタッカートは、16分音符として流れてくるでしょう。

 楽譜を作り出す部分は、作り出された音符を元に、休符やアーティキュレーションを加味して楽譜を作り出します。演奏が終了すると、お手本を元に評価を行います。

 うまくなるにはイメージが最重要だと思いますので、こうした無機質な特訓でもイメージを持って練習する事を身につけられるように、いろいろなプロの模範演奏が用意できるといいなと思っています。かなり違いますからね。こうしたイメージを助ける部分に一番力を入れる予定です。