クリフォードブラウン的腹式呼吸
一体どういう呼吸法をしたら、あんな風に吹けるんだろう。クリフォードブラウンのウィズストリングスを聞くと、最早それは人というよりかは自然だ。山から吹き降ろす風だ。
もちろん私はプロでもなければ、なんでもない。ただの公園利用者に過ぎない。しかしそれなりに、そんな風を起こすにはどうしたらいいか、きっと何か調和の取れた体の使い方があるに違いないと思って研究してきた。
しっかり体が使えれば使えるほど、上のほうでやることは少なくなる。そうするとリラックスできて、例えば鎖骨の辺りとか顎の付近も一緒に鳴り出して、さらに体全体が鳴るように感じる。
ちなみにこの体の使い方だと、首を上げると喉が圧迫されたようになるので、自然と首は下がります。まさに写真のクリフォードブラウンのような姿勢になります。
足は閉じるの?ひざはまっすぐ?ケツの穴は?腕は?脇は締めるの? その辺はまだなんとなく。
高音はどうしても力が入る。これは自然の摂理だ。音域を広げると同時に、この共鳴する球体をでっかくするイメージで、すごい風を起こそう!