頭の中でちゃんと音が鳴ってますか?

・E5(in Bb, 実音だとD5)より上で力む

ということに絡んで、

・E5より上を吹いた後はフォームが崩れる
・E5より上では上唇主体になって、空気の流れも上をむき出す(逆に言うと下唇が使えていない)
・さらにG5より上は正面で音を受け止められないので、イメージが左へずれる
("つぼ"を直線で表した場合、ゆるやかな上り坂。高音ほど手前で低音が上の方。ずれるというのは、坂の一番手前が自分にぶつかってしまって、それより下を狙えないため、それをかわすように左後ろへ流れる)

ということがあって行き詰まっていたんだけど、今日のレッスンで突破口が見えた。

「狙っているのが高いからバテる」

どういうことかと言うと、そもそも頭の中でならしている音自体が高い。楽器が正しく鳴るように調整した状態でこの音を鳴らすには、

・息のスピードを上げる
・唇に力を入れる

ことになり、これまでの問題も説明がつく。


さて、どうイメージの解像度を上げるか。

思いつくのは歌ってみること。
ラッパに比べると歌う音程は1オクターブ低いのだが、面白いことに、確かに上のレより上はうまく声が出ない。
戯音鏡の新しい使い方発見!歌ってイメージ確認。
また、より高解像度のイメージということは狙う"つぼ"がコンパクトになるということでもある。