What’s all about, Alfie?

林試の森、目黒不動を抜けて、旧山手通りを中目黒へ。そこから恵比寿方面に駒沢通りを登って、明治通を通って広尾へ。さらに西麻布の交差点を通って青山公園へというのが、晴れた日の午後の日課になっているラッパの練習の通り道になっている。

長く走っていると、いろんなことが起こる。

例えばパンク。目黒通りの先に雑貨屋があるのだが、だいたい午後荷下ろしをしている。検品しているのか、時々段ボールのふたを止める太いホチキスが落ちているのだ。タイヤにずぼっと刺さったそいつをもう一度見たくないので、荷下ろしをしていない休日以外は通らないことにしている。そういうことがよく起こるのか、その数件隣に、自転車屋がオープンした。

事故。幸いちょっとした接触ぐらいで、大事には至っていないが、全く想像していないことが起こるから後で考えるとすごいと思う。

一度目は広尾で、道路の右車線を走行中、ぎっしり止まった路駐の車の列の隙間から出てきた車と出会い頭でぶつかりそうになり、とっさにかけた右の強烈なブレーキで、自転車が跳ね上がった。自転車よりも体の方が上に飛んで、鞍馬を降りた体操選手のようにうまく着地した。ハンドルだけが９０度曲がっただけで、ちょいと直して事なきを得た。だいたい何が原因だったかと言うと、その日恵比寿の駅前の路上を、ほしのあきが歩いていたのだが、どうしても名前が思い出せず、誰だったかなあとぼんやり考えていたのがまずかった。

二度目も広尾で、歩道から走って飛び出した学生とちょっと接触した。この時はスピードもほとんど出ていなかったのでなんでもなかったが、「ごめんなさい！」と走り去った子がすごくきれいだったのを覚えている。

こう考えてみると、たいしたことは起こっていない。

確かに劇的な一日は無いが、私のラッパはこの３年半あまりで随分上達したのは確かなようだ。

Daily Routine Makes A Big Difference

ロングトーン。音階。毎日同じ事の繰り返しが大きな差になるというのは、Chris Bottiがインタビューで答えていたことだが、確かに音階練習の効果は大きい。目に見えると言ってもいいかも知れない。

bassがNathan Eastですが、気づきました？

次の課題は、頭に浮かんだものを演奏できるようになること。

明日も、ちょっとした期待を胸に、ラッパを背負って行こう。