Clifford Brown with Strings(SHM-CD)

db4o2007-11-23

やられたー。もうしばらく聞いてなかった、クリフォード・ブラウン

今日レッスン帰りに渋谷のHMVで買ってきたのは、ユニバーサルミュージックと日本ビクターが共同開発したというSHM-CD版の、「Clifford Brown with Strings」。

だいたい50年代中盤までは、ろくな音源が無かったような気がする。モノラルだし。59年とかだとまだましかな、という感じ。このアルバムは55年録音。というわけで、クリフォード・ブラウンを聞くと、まるで白黒テレビみたいなレトロな感じで、とても生の音とは言えなかったのだ。

まるで白黒がカラーになって、生の音を届けてくれるのが、このSHM-CD。うちではSACDプレーヤーを使って、TANNOYのスピーカーをバイアンプで鳴らしているんだけど、まるでクリフォード・ブラウンが、目の前で吹いているようだ。

ジャズは好きだが、別にアドリブが好きなわけじゃない。いい音に一番出会えるからだ。そういう意味で、マイルスには申し訳ないが、これは13年のジャズ生活の中で、最高の一枚だ。やれらたなあ・・・。


今日はハーマンミュートを購入。自宅でだらだら練習用。これまで使っていたベストブラスのプラクティスミュートは抵抗が大きいので、楽に高音が出る。ただミュートの抵抗に頼る吹き方になると、外してやるとスカスカになってしまうので、オープンに近い抵抗をということで。