ラッパは鳴らさなきゃダメだ!

昨日のレッスンは散々だった。上のソぐらいまで倍音が出るところを見せようとレッスンに挑んだものの、2吹きしたところで中断。そうじゃない!と。「パ!」と松島さんが太いのを吹く。腹のそこに響くようなのを。

要するにラッパは鳴らさなきゃダメだ!ってこと。音程とか音色とか気にする前に、まず鳴らせと。思いっきり鳴らしてその時の唇の感触を掴めと。もっと強く息を出せ。ダメだダメだ!音がぶれるー。

一つ面白い唇のリラックス法を教えてもらいました。馬がブルブルってやるみたいに、大きく息を吐き出して、口全体をブルブルさせます。それをすぼめていったのが実際吹くときの感じだということです。最初のうちは5分も鳴らしたら唇が腫れぼったくなって動かなくなるので、5分休憩。それを繰り返すのがいいそうです。

今日はリベンジを期してブルブルリラックスさせながら挑戦。なんと強烈な音色なんだ!たぶんミだと思う。スタジオで音が反響してる!ブルブルさせて、すぼめて、マウスピースにつける。こうすれば結構安定して強烈なミが出るぞ。ピーーーっと吹くと、貧血でふらふらとするけど、なんともいえない快感だ。15分もしたら汗だくだぞ。これじゃなんだかダッシュの練習みたいだ。これまでの練習は、おしゃべりしながらのランニングみたいなもんだったと痛感。唇がジンジン脹れてきたので、5分休憩。ブルブルさせて、すぼめて、マウスピースへ。そして、ピーっと。よしいい感じだ。闇夜を引き裂くトランペットだ。

ところで下の音、ドやソを出そうとすると例のブツブツ音。まあ今はとりあえずミが強烈に出せるようになろう。やっぱりトランペットはダイナミックじゃないとな。