楽器は別れた女房

ほぼ日で矢野顕子さんの音楽堂の特集で、ピアノを調教する矢野さんの話がありました。これに似た話がバイオリンの先生の「音律の良いピアノ」というコラムにもあります。

だから厳密な音程を覚えるよりも、和声でも旋律でも”美しい”と感じる心が大事だと思うんです。ジャズにはそういう”美しい”音が多い。これは時に、不協和音というスパイスである場合もあって、マイルスのラッパは合ってないと言わたり、ウィントンマルサリスがクラシックがうまくて味気なかったりすることにつながるんだと思います。

しかも楽器は天候で変わりますからね。ラッパだと気温。バイオリンだと湿度でしょうか。

前の晩遊び過ぎるとラッパは言う事をきかない(練習は一日も欠かせない)という話から、楽器は別れた女房と言ったのはChris Bottiです。