先行技術調査終了

依頼していた先行技術調査の報告書が届いてました。

”高度な発明”であるためには参考の技術水準が存在するわけですが、その資料が示されただけで、一致するものや類似するものは無いという報告でした!

私の発明はある種の飛躍があるので、かぶりはしないと思ったのですが、どこまで本当に使えるのか、これから形にしなければなりません。

通常3週間かかる先行技術調査ですが、私の場合は請求項といって特許の範囲を限定するものが1つしかなかったし、私なりに相当調査して私の居場所をピンポイントで指定したつもりでしたので、実質3日でした。

調査に要した時間も書いてあって、735時間、ん!?、30日分にもなっちゃってる、いや、735分でした。12時間。そんなもんでしょうね。

ちなみにこのような先行技術調査は、お金が無い中小企業のために国が援助してくれます(中小企業等特許先行技術調査支援事業)。今年度は終了してしまっているので、興味のある人は来年度どうぞ。


それから、私は弁理士を使わず自分でやりました。法律を勉強したことがある人、またはヘブ語に慣れ親しんでいる人であれば、こちらの特許・実用新案審査基準を参考にしつつ、特許電子図書館でいろいろ眺めてみれば、概略はどのように特許制度が運用されているのかがつかめます。

他人の特許は、登録されたもの、または拒絶されて不服申し立てをしているものを中心に見ることをおすすめします。