色を使った検索

昨日の午後、「色情報で文書の類似性を求める方法」なる発明として、特許を申請しました。
これは情報検索というものを次のステップへ上げる一歩になると期待しています。

これによって、検索結果のそれぞれが含むトピックを色で理解しながら、ある一色を追いかけるように検索ができるようになると考えています。


私が考える情報検索のビジョンは、対話による検索です。だからといって直ちにC3POを思い浮かべないでください。恐らく現在の人工知能は今のままではこれ以上進歩しないし、パームOSの創業者が研究している新しいアプローチもまだまだ時間はかかりそうです。

私が現実的なステップとして考えるのは、システムは解釈できるトピックをユーザーに教え、ユーザーは自分が欲しい方向を伝える仕組みです。
例えば日本人だったら、「酔っ払い」と聞かれたら「大臣?」と今なら答えると思いますが、そのようにまずトピックをすり合わせるのが対話の第一歩だと思うのです。

発想としては、脳科学者の茂木さんが言う、「思い出すこと」と「思いつくこと」の仕組みです。


今週先行技術調査と言って、類似の発明がすでに登録されていないかという調査を依頼します。順調に行けば来月中に結果を受け取って、通常2年以上かかる審査を3ヶ月でやってもらえる、早期審査請求をして登録を目指します。


デモを作って来月はいろいろ周ります。
というか、花粉症の時期に海外逃亡する理由ができた、という話でした。