脱不安定！突き抜ける音が欲しい

どうしてこう不安定なんだろうか。しかも鳴っても音が小さい。そしてソの音が上ずる。おれとしても分かっていて、口の周りの筋肉を鍛えてなんとかするもんだと思っていたんだけど、どうもおかしいらしい。松島さんがマウスピースとラッパをチェックしてくれたけど、ビタリとチューナーの針が真ん中を指し、つんざくような音が突き抜ける。分かっている。問題はおれだ。そこで今日はフォームの矯正。

まずマウスピースの使い方から。がっちりと唇にセットできるようにする。これまで口の周りの筋肉でやろうとしていたものをマウスピースに頼れるので、無駄に力が入らなくなるとのこと。下唇の裏が歯とぶつかって擦りむけるぐらい押さえつけるらしい。これまでは上唇はかるーくセットしていたからあんなに不安定だったということにして、今度はその固定された枠内でよく振動するようにがんばろう。ところで今使っているビンテージマウス、表現力は高いが難しいんだそうです。どうもスロートの口径が大きく、かなりの排気量が要求されるから。

次にラッパの向き。どの向きで一番よく鳴るか。いろいろ試していると、面白いことに正面より若干左上。ここが空気の噴出し口ってことでしょう。

こうしてフォームを矯正した上で、とにかくパワフルに吹きまくる。ほとんど筋トレみたいになってきたが、このパワフルさが欲しいので、とにかくやろう。もっと練習を増やすには、もっと手軽に練習できるようにしたい。ということで、写真のウォームアップミュートを購入。もっと練習時間を増やさなきゃだめだな。そういえば友人に1日6時間吹けって言われたよな。あ、松島さんもこのしっかり鳴らす練習をアメリカに行って2年間ずっとやってたって言っていうんだから、練習あるのみか。