そこ空気入ってない!?

私:「入っています。よくリラックスできているかと思ったんですが・・・」
松島さん:「そこ空気はいっちゃダメだよ」

そこ、というのは、下唇と歯茎の間。私にとっては大問題。というのも、あごを動かして、そこに空気を入れて音程を作っていたから。低音にいくほどたっぷりと空気が入るイメージなんです。ちなみにあごの高さも動かしちゃダメ。さて困ったぞ・・・、と悩んでいる暇も無いので、今日はこの悪癖の修正。

空気を入れていけないのには訳があって、まず素早い操作ができないこと。マイルスがボクシングにラッパを例えることがあるけど、ゆっくりと吹いていてもそのニュアンスのメリハリはすごいなーと思っていたんです。空気が入っていたのではまったりと、ぼやっとしか移動できないんです。もうひとつダメな理由は、音がぼける、正確でなくなること。これは明らかでした。

そんなこんなで今日はタンギングの訓練。この悪癖があると素早いタンギングができないんだそうです。もともとタンギングが何かよく分かっていなかったんですが、松島さんのタンギングは、音がはっきりと区切られているのに、音の流れが切れていない。これにも驚きました。

さて、朝練トランペットでも真面目にやろう。