ぐるぐるオブジェクトとぐずぐずオブジェクト

db4oを含め、ODBMSのパフォーマンス問題の鍵を見つけました。それはある程度システマチックにモデリングに組み込めそうです。TMTのホームページにコラムを書いていたんですが、昨晩同じような考えの記事が無いか探していたら見つけました。JavaのプロファイリングツールであるJProbeのチームの人らしいですね。informitのこちらの「Troubleshooting Java Memory Issues」です。

確かにJavaにはポインターによるバグはありませんが、「ぐるぐるオブジェクト(ObjectCycling)」と「ぐずぐずオブジェクト(Lingering Reference)」によって、パフォーマンスの低下とメモリーリークによるOutOfMemoryの誘発という問題が浮上しています。特にOutOfMemoryは商用の製品にとっては絶対に避けなければならないエラーであるため、この対策に多くの時間を費やします。特にODBMSではその問題が如実に表れます。そこでその問題解決を容易にし、生産性を上げる解決策を提供するプロジェクトとして、インデックスプロジェクトを立ち上げることにしました。

詳細は近いうちに。


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