なぜデザインパターンが生まれたのか・・・

オブジェクト指向道の必殺技ともいえる、GoFのデザインパターンがなぜ生まれたのか。もちろん最初には存在していなかったわけで、どういう問題に直面し、どのような試行錯誤の結果生まれたのか。結果よりもむしろその過程、それこそが一番興味があるところではないか、先日とある著名な方にお伺いしました。「アジャイルソフトウェア開発の奥義」、この本にはそれが書いてあるそうです。

またもうひとつ、理論物理学の分野からソフトウェアの分野に来て成功している人が多いですねという話には、「真理、本質を探究する」という姿勢が、オブジェクト指向と同じであるということでした。

ものすごい数の法則やルール、情報にさらされて生活をする今日、それらに溺れることなく自ら取捨選択できるようにならなければなりません。どうやら知識労働の生産性を向上させる鍵は、小手先の手法を教えることではなく、まさに「真理、本質を探究する」ということなのかもしれません。

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