JALの秘策

このロゴを見て懐かしく思う人は、もう随分年を取ったという事です。アメリカを象徴した航空会社、パンアメリカン航空が更生法を申請したのが１９９１年、もうあれから２０年近く経とうとしています。

確か、運輸経済センターというところが出した、航空の自由化後90~92年にアメリカ航空業界で起こった事、みたいなレポートを読んだのが１０年ぐらい前でしょうか。それではその時何が起こったかというと、

90~92年の二年間で１００社以上の新規航空会社が参入
全部の新規参入会社が倒産
既存の航空会社は過去５０年に亘って積み上げた利益を失った

ということでした。正確な書名と引用でないので申し訳ないが、だいたいこんなことだったと記憶しています（実家に眠っていると思うので、後日見つけ次第正確な記述に更新したい）。

パンナムはその嵐の渦中に息を引き取った訳です。

「JALよ、CAを若くて美人な娘に戻したまえ」