Rafael Mendesが教えるトランペット上達法

Rafael Mendesは、メキシコ出身のトランぺッターで、ラテン地域では随分有名なようです。

彼がトランペットの上達法を紹介しているビデオがYouTubeにありました。

まず、この中で彼はスケール(音階)の重要性を説明します。1にスケール、2にスケールという具合です。

そうしてどうやって音を出すかを考えなくてもできるようになると、こういうことができるようになります、と、ほとんど曲芸のBunble Beeを披露します。

次に、彼は呼吸法の重要性を説きます。絶対やってはいけないのは、無理に息を吹き込む事。日常会話以上の息は必要ないと言い切ります。

その上で、しかし呼吸法には特訓が必要だと。そのためには、

1 水の中で泳ぐ事
2 歩く事
3 実際に楽器を演奏する事

の3つを挙げています。

そして、毎日もう一小節長くふけるような練習をしなさいと言います。どれだけ長くかというと、近所の人が苦情を言うまでと言いますから、相当なもんです。

実際その後彼が演奏する曲(たぶんMexican Hat Dance)は、確実に近所から苦情がくる長さでした。さすがの彼も、完全に息が上がっちゃってます。(Bunble Beeは循環呼吸をしています)

最近スケールの重要性をつくづく感じているのですが、彼が吹いている、アーバン金管教本のシンコペーションNo.38を見つけたので、ついでにどうぞ。