思い出す、思いつく、学ぶ

色を使った検索が実現する検索の対話は、それだけではまだ不足です。実はこの発想にたどり着いたのは、違う技術を研究している時でした。

オントロジーによるウェブ知の立体化」とでも呼びましょうか、トピックを理解する脳みそみたいな役割をするものが必要です。対話の質はこの脳みそで変わってくるわけです。

すでにこの分野では数多くの特許や論文が発表されていますし、ウィキペディアなどすぐに使えるコンテンツも存在しますので、この部分のソリューションはいろんなものが可能性として考えられます。

現在の一極集中的なウェブ知の活用では広がりが限定的なため、このような十人十色のオントロジーを話し相手に、その裏側で検索エンジンやデータベースなどを活用するようにできないかと考えているわけです。

人間だって、野球の話をする相手と、ジャズの話をする相手、カレーについて話をする相手は違います。だから面白いし広がりがあると思います。

これを密かに、検索の自由化、Liberation Of Searchと呼んでいます。

思い出す、思いつく、学ぶ。人間の無限の知的好奇心を満足させる検索ツールへ。