2007/11/29 読んでみた

私は毎度苦労・勉強しているが、青い目の人たちとのコミュニケーション、説明って言うのはこうやるのか・・・、と感心しきり。

ここまで幅広い事柄について話しながら、原さんの一貫性には驚く。

それから、データベースについて、リレーショナルは次世代に不要と、ありがたいお言葉をちょうだいしている。オブジェクトデータベースはふさわしいが、もっとすごいコアテクノロジがあるとのこと(詳しくは本書を)。

さらに、将来のコンピューターは、機械に合わせる今日のスタイルではなく、人に合わせるものになるだろうという。これは奇しくも私が最近コラムで書いていることと発想が同じだ。

今日の技術をさらに進める研究か、将来の技術を研究するか、ここんとこずーっと悩んでいるが(いわゆる収入のバランスであります)、まあ両方やるしかないよな、と。

原さんはそういう考えがベンチャーにとってはむしろリスクが大きいとびしっと指摘してくれている。まあ、なんだかんだ考えても、そもそもできるか分からないテクノロジーリスク満載だが、目指すものはしっかりさせねば・・・。