空気球を壊さないように吹く

db4o2007-11-12

喉の奥に空気の球がある。高音へ行くほどその空気球の圧力が高くなる感じ。それで、途切れなくなめらかに演奏するには、この空気球を壊さないように吹けばいい。

この空気球を壊さないようにするには、腹式呼吸による十分な流れが第一条件。松島さんによると、これだけでやるつもりぐらいでいいと。ということで、ここ半年は、腹式呼吸だけで音程を変えるつもりでやってきたが、最近ぶち当たっていた壁は高音と音の出だし。

高音(E''ぐらいから上)がすっときれいに出ないし、基本的に音の出だしが汚い。そこで次の補正ポイントは、舌。とはいっても舌で音程を変えようなどと考えるとどつぼにはまるので、あくまでも十分な腹式呼吸に、舌を添えるイメージ。それから、より柔軟なアパチュアも添えよう。下あごと下唇をしっかり固定する感じでマウスピースの下側にセットして、上唇には力をいれず、口の端を引き締めることで音に合わせて空気が漏れないようにするぐらいの感じ。

ちなみに空気球は、これらがうまくできると浮かび上がる。どれかがおろそかになると壊れちゃう。

これからの季節、公園で練習するにはケリーのマウスピースがいい。