すずめ愛

db4o2007-06-23

チュンチュン、チュンチュン、どうも騒がしいなあと思ったら、すずめが2羽テラスに。ちょっと見えにくいんですが、1羽はガラスに向かってアタックしているところです。

以前カラスがこういう状態になってしまったことが2回あって、しかもその時は早朝。バタン!バタン!とぶつかる音で目が覚めるんだけど、何回かやると気がついて、飛び越えて脱出していった。

ところが今日のすずめは出られない・・・。さて、困ったぞ、と。ひとまずガラスがあることを教えようと、バスタオルなんかでガラス部分を隠そうとするが、すずめは近づくとパニックになって、そんなに激しくぶつかってはまずいと思い、退散。よく見ると向かいの電線にもすずめが2羽いて、大騒ぎだ。

何か大きいもので、さっとガラス部分が隠せないかと家の中を探すと、引越しの時に使ったダンボールを発見。何枚か大きいのを持って再度テラスへ。ガラス面を隠しながらそーっと近づくと、ぱっと一羽が上から脱出。よし、ともう一羽に近づくが、いまいち元気よく飛び出せない。疲れてしまったのだろうか・・・。ということは、このすずめを助けにもう一羽は来ていたのか・・・。向かいの電線で見守っていたのは、隣夫婦といったところか。すずめ愛だ。

さて、どうして助けたらいいものやら。飛び上がる元気がなさそうなので、ジャンプしたら、下に落ちないようにダンボールでキャッチして、エレベーターみたいにガラス部分のないところまで上げて、脱出を手助けするか。そんなこんなで、なんとかエレベーターに成功し、ふらふらしながら仲間の待つ向かいの木々へ脱出していった。

さて、ケガをしている野生の鳥を見つけた場合は、どうしたらいいのか、調べてみました。基本的には、”放っておく”、というのが最適なようです。それでも、各地にボランティアや、保護を掲げている動物病院があるので、そういう場合は助けてあげることもできるようです。今日のすずめが飛び立てなかったら・・・。こちらが東京都の、鳥獣保護に関するQ&Aです。

あとから考えると、あれヒナだったのかな・・・。