紙のように使いやすいデータベースアプリケーション

「紙のように使いやすいデータベースアプリケーション」を目指してプロジェクトを立ち上げていくことにしました。とはいっても文書管理ではなくて、ファイルメーカーのようなデータベースアプリケーションなので、まずフォームを作って、その文書を作成・検索して使っていくものです。

「紙のように使いやすい」というのは、操作性だけでなく、セットアップも専門知識無くできるということを目標にしています。サーバーやインターネット、LANなどのネットワークに関する知識や専門の管理スタッフがいなくても、簡単に構築できるというものです。

WebServiceを使おうが、ウェブフォームだろうが、Oracleと2層のWindowsクライアントだろうが、結局その入力や検索フォームは紙と変わらないわけです。もちろんややこしいプロセスやノウハウを自動化することによる効率化という異なる側面もあるわけですが、それはSAPなどが大企業相手に提供するサービスなので、プロセスが固まっていないかどんどん変化してしまうため柔軟性を求める企業にとっては、直感的に使いやすい、つまり紙のような使い勝手が求められるわけです。このような経営者から、システム部門はのろまで役立たずとだお伺いすることがよくあり、事実そうであると私自身も感じることがよくあります。

もちろんこれを実現するには、いくつも大きな課題があるわけですが、十分解決可能な時期ではないかと判断したわけです。ハイライトは、分散データを瞬時に検索する方法なんですが、グループ内のデータをGoogleのように一発検索するのが便利だと考えています。データを検索エンジンがキャッシュしておけば、ネットワークの流れを効率化できると考えています。

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